雄大な北アルプスに抱かれた『北の安曇野・大町』恵まれた自然が醸しだす四季折々の彩や形。
観光道路
車や人通りは少なく、市街地を見下ろす南北約3kmの道、桜並木越しの町並みと北アルプスの連山をワイドな視野でとらえられる。一段高い丘の上には桃、カリン、林檎などの花が桜とほぼ次期を同じく咲く。
居谷里湿原
樹々の間を流れる湧水のほとりに、真っ白な蕚を恥らうように見せながら水芭蕉がリューキンカと一緒になって群がり咲いている。約30分で1周できる木道のハイキングコースでは、季節ごとの花々が見られる。
木崎湖
仁科三湖で一番南に位置する木崎湖。夏は水泳場やキャンプ場が避暑客で賑わうが、北部は比較的人が少ない。カラフルなウィンドサーフィンの帆が行き来している。
鹿島槍黒沢高原
のどかに草を噛む牛の群れが、スロープの中腹にいて真正面に迫る爺が岳と鹿島槍からは高原独特の清涼が吹き降ろす。春は足元にカタクリの群生。
高瀬渓谷
ダム湖の岸沿いに山稜からの山壁が幾重にも入りくんで独特の構図を決めている。また、その背後には唐松岳が望まれる。七倉ダムの堰堤の上には烏帽子岳が頭を見せ、奥まった高瀬ダム周辺には水没した枯木が上高地のそれを思わせる形で残っている。
黒部渓谷
扇沢から関電トンネルを黒部側に出ればダム湖や雄山（立山）の雄姿が観光写真で見慣れた景色として開かれる。場所を求めて歩くには足場も危険なのでそれなりの装備を。
青木湖
仁科三湖の一番北に位置する青木湖は木崎湖に比べ人も少ない。西側の「塩の道」千石街道には石仏たちがたたずみ、秋の紅葉から初冠雪の頃までが静寂なムードの中で撮影が出来る。
市内スキー場
スキー場によってはゲレンデから湖や北アルプスの眺めも見事なところもある。